日別アーカイブ: 2012年2月18日

今日の電話で思ったこと

夜9時を過ぎた頃、電話がなりました。

『はい、もしもし~』と私が出ると、若い女性の声で申し訳なさそうに

『家庭教師を紹介している〇〇と申しますが、小学生や中学生のいるご家庭に

ご案内のお電話なんちゃらかんちゃら。』と、言っています。

↑の〇〇という会社名はあえて伏字にしたのではなくて、電話で聞き取れなかっただけ。

 

で、『興味ありますか?』と聞くので『全く興味ありません。』と答えました。

私も営業をしたことはありますが、『興味ありますか?』はだめです。

ある日突然電話来て、『興味ありますか?』に

『あります!あります!うちの子に家庭教師つけようと思ってました。』と答える人の割合って

どのくらいでしょうね。初対面の人にうちの子できません、なんていうわけないし、

いつも心配して勉強しろしろとがーがー言ってる親だって、営業電話がくれば

『うちは間に合ってるざます。オホホホホ。』っていいますから!

 

か細い声の女性、テレアポ大変だろうな。声の元気なさからも、営業成績が伸びない

様子が伝わってくるし、電話の対応も断られるのが当然のような、驚くほどすんなり引き下がり。

自称間に合ってる子には、もっとその才能を伸ばしてあげましょうトークですよ!

もっと明るい声で自信もって言わないと相手にいい事(商品)だって伝わりませんよ!

と、そんな彼女に言いたくなりました。

 

そんな電話受けたので、ちょっと昔の仕事を思い出しちゃいました。

 

営業回って夜9時に成果出てないと電話で報告すると、上司にアポとるまで帰ってくるなって

言われたり。

訪問先ですごい血相で断られたり、怒鳴られたり。

行った先のお父さんがやくざで、おれは刑務所から出てきたばかりだ!(だからどうした?)

とすごまれたり。

さあさあどうぞとすごく愛想よく中に入れてくれたと思ったら、なんかの宗教の勧誘されたり。

ドアあけたら、お母さんが着替え中でパンツ丸見えみてしまったり。

 

あの頃を思い出せば、なんでも出来るし怖いものない。おばけとか幽霊の話は怖いけど。

だから、つらいことも人生の糧。